株用語、株格言

株トレーダー瞬に出てくる株用語と株格言
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あ行

頭とシッポはくれてやれ
最安値と最高値ではなく、中身をいただくことを目的としたトレード。
リスクを抑えるための投資法のひとつ。

アホールド
大きく下落した株をも続ける行為を指す。アホ + ホールド。
自虐的な言葉。

移動平均線
特定の日数単位の平均株価を繋げた線こと。
5日単位、25日単位、13週単位など様々なものがある。
線を繋ぐことで株価の流れが分かりやすくなる。

インサイダー
インサイダー取引。内部情報を事前に知り、売買をすること。
これにより一般投資家との不公平が生じ、市場の公正性が損なわれるため厳しく罰せられる。

追証
資金や株券を担保にしてお金を借りることで資金の3倍程度まで株を購入できる信用取引という制度がある。
しかし、買った株が下がると資金も減るため、追加で資金を入れなければならない。
そのことを追証という。

大口
大きく株を売買する人や機関のこと。大株主として名を連ねることが多い。
一気に大きく買われることを、大口買いが入ったと表現する。

押し目
上昇中の株が、一時的に下がること。押し目を狙った買いを押し目買いと言う。

押し目待ちに押し目なし
買いたいと押し目を待っている時ほど押し目は来ない。
買いたい株は強く上がっていることが多いので、押し目も来にくい。

おまつり
買いが買いを呼んで、大量の出来高とともに株価が大きく上がっていく様のことと言う。


か行

解体相場
崩壊することを前提とした相場のこと。
基本的には、仕手が何らかの理由で無理に株価を大きく上げ、
その後大暴落、あるいは上場廃止となるような相場を指す。

買いは家まで空売りは命まで
買いは0円より下がることはないが、空売りは理論上どこまでも上がる。
損失が無限に膨らむ可能性があるということから、空売りの危険性を表現した言葉のこと。

買うべし売るべしやすむべし
買うことも売ることも大事だが、相場の見通しが分からない時は休むのも大事という意味。

格付け
証券会社は、特定の上場会社の現在の株価が割安か割高をレポートで出す時があり。
割安な場合をアウトパフォーム、割高はアンダーパフォーム、中立をニュートラルと言う。
格付けによって株価が動くことも多々ある。


株式会社が資金を集めるために発行した有価証券

株価
株の売り手と買い手のバランスにより決定されるもの

株式併合
既存の数株を1株に併合すること。10株を1株にといった具合。
株価が安くなった会社が行うことが多い。

株主
株を購入すると株主になれる。
株主には、配当金をもらえたり、株主総会で意見を言えたり、
会社が解散した時に残った財産を所持株数に応じてもらえるなどの権利が与えられる。

空売り
株価が下がることで儲かる買いのこと。
証券会社から借りた株を売って、
将来その時の株価で買い戻すことで差益を得ることを目的とした売買、行為のこと。

グリーンシート
非上場会社の株式を売買できる制度。一部の証券会社でのみ行える。

グリーンメーラー
会社の株を買い集め、その会社に高値で買取を迫る人や集団のこと。

クロス取引
同じ金額の買いと売りを同時に出すこと。株券の移動などの際に行われる。


さ行

債務超過
負債が資産を上回った状態を指す。
上場会社が無配当を5年かつ債務超過が3年続くと上場廃止となる。

市場
株の売買が行われる場所。証券取引所という法人が運営。

知ったらしまい
事実より期待がどうなっているかが重視されるという格言。
情報が知れわたったら情報に価値はないということ。

仕手
ある銘柄を大量に集めて、株価を高騰させ売り抜ける行為を行う人、集団のこと。

証券会社
証券取引法に基づき証券業を営む株式会社
お客の売買の取次ぎ、自社での売買、ある会社が新しく発行した株などの受け持ち、
金融商品を開発しお客に提供するなどの業務がある。

証券取引法
公正な市場を作る目的から制定された法律で、2007年から金融商品取引法に統合された。

地合い
相場全体の雰囲気のこと。

上場
株券を発行し資金を集めるには、会社の信用や知名度、株の流動性が必要。
そのために市場に名を連ねること。上場には様々な条件を満たす必要がある。

上方修正と下方修正
上場会社は来期に向けて、売上や利益の見通しを立てる。
その見通しを上回る場合は上方修正、下回る場合は下方修正となる。

政治銘柄
政治家が選挙前の資金集めのために仕手化を行う銘柄のこと。

増資
会社の資本金を増やすために行うもの。主に新株を発行してお金を手に入れる。

損切り
損が発生した株をそれ以上損が増える前に売ること。


た行

大量保有報告書
ある会社の株を5%を超えて保有する株主は、
5%を超えて保有した日から5日以内に大量保有報告書を提出しなければならない

試し玉
値動きを知るために最低単位の株を買うこと。実際に購入することで値動きを実感できる。

チャート
時間に沿った株価の動きを表したもの。先端が現在の株価を表している。

抵抗線
株価がこの線近くに来ると、反落することが多い。逆に下支えになる線を支持線と言う。
多くの人がそこで株を売りたい、買いたいと思う価格が抵抗線や支持線になる。
この線を抜けると勢いがついて、その方向に動くことが多い。

出来高
株の売買量のこと。
出来高が多いということは、それだけその株を売り買いしている人が多いということ。

テクニカル投資法
会社の財務ではなく、チャートの動きのみを分析して行う投資方法。
デイトレードもテクニカル投資法の一種。

登記
法に定められた一定の事柄を記載したもの。不動産登記、法人登記、商業登記などがある。
登記簿は法務局にある。登記に会社の所在地や役員などが記載されている。

投信
別名:ファンド
不特定多数、あるいは特定多数から資金を集めて運用を行い、利益や配当金を分配する制度のこと。

トレーダー
株取引で生計を立てている人に使われるなどの一般的な言葉


な行

ナンピン(難平)
下落した持ち株を買い増すことで、平均取得株価を下げる行為のこと。


は行

配当金
会社によって異なるが年1、2回もらえる。(無配当の会社もある)
配当以外に会社によっては自社製品などの優待をもらえることがある。

半値八掛け二割引
ある高値をつけた株がどこまで下がったら買いかを表した言葉のこと。
高値の半分の八掛けの二割引(高値が1万円なら3200円)

一株利益
会社の一年の利益を、発行株数で割った値。PERの算出にも使われる。

人の行く裏に道あり花の山
人気化する前に株を買い、人気化した時には利確する。
株で儲けるためには人と違ったことをしなければならないという格言。

ファンダメンタルズ投資法
会社の財務を分析して行う投資法。財務を読み解く知識が必要とされる。

プラスとマイナスの色
株では、前日より株価が上がっているものを赤色、下がっている株を青色や緑色で表現する。

粉飾
財務や決算を良く見せるために行う違法行為のこと。

ペーパーカンパニー
登記はされているが実体のない会社のこと。書類上だけの会社であることからこう呼ばれる。

ポジション
株を持つこと。
特に、配当ではなく株価の変動で儲けるために株を持った場合に使われる。

ボラティリティ
価格変動の幅のこと。
変動が大きいとボラティリティが高い、小さいとボラティリティが低いと言う。

ボリンジャーバンド
株を売買するタイミングを計る指標のひとつ。
標準偏差を用い、チャートの上下に線が引かれる。
上の線にチャートが触れたら売り、下の線にチャートが触れたら買い。


ま行

マドうめ
何らかの理由でチャートが切れて上昇、下降することがある。
その切れた部分を「マド」と言い、チャートが反転して切れる前の地点まで戻ることを言う。

銘柄にほれるな
銘柄に思い入れがあると、その思い入れがジャマになって、トレードが失敗するという意味。


ら行

利確
利益が発生した状態で株を売ること。利益確定。

リスクヘッジ
リスクを抑えるために行う行為全般を指す言葉。分散投資など。


わ行

割安と割高
他の同種の株と比べ、安いと思われる株を割安、高いと思われる株を割高と表現する


BOX相場
株価の上下ともに、いつも同じところで反転する動きをする株。
その動きの繰り返しで、チャートが箱(BOX)の形となる。

MSCB
上方あるいは下方修正条項付き転換社債。
これが行われると新株が大量に増えるため、
一時的に一株あたりの利益が希薄化するという懸念等から暴落することが多い。

PBR
会社が解散したとき、その会社の資産や現金は株主に配られる。
現在の株価を、一株あたりにもらえる額で割った値。

PER
現在の株価を一株利益で割った値。
現在の株価が一株利益と比べて高いのか安いのかがPERによって分かる。

TOB(TAKE OVER BID)
価格、期間、目標株数を決めて、不特定多数から市場外で株を買い付けること。

TOPIX(トピックス)
東証一部のすべての株価から算出された平均値のようなもの